News:ニュース速報 | 2002年9月12日 07:22 PM 更新 |
松下電器産業は9月12日、液晶TV「液晶T(タウ)」シリーズ2機種を発表した。業界最速の応答速度を実現し、動画の残像感を低減した。
14V型の「TH-14TA3」(10月1日発売、オープン価格)と17V型「TH-17TA3」(11月1日発売、同)。薄型な液晶TV市場は急成長が見込まれており、10日に発売した20V型に続きラインアップを拡充する。
新機種は液晶パネルの応答速度が16ミリ秒とNTSC方式の書き換え時間16.7ミリ秒を切る高速応答を実現した。パネルは液晶TVとしては業界で初めて低温ポリシリコン型を採用。アモルファスシリコン型に比べ耐久性を高めている。
輝度は450カンデラ/平方メートル、コントラスト比400:1と業界最高水準に高め、視野角も上下/左右160度を確保した。また表示コントロール技術「新液晶AI」により、黒が引き締まってコントラスト感が向上。自然な映像再現が可能になっているという。3次元Y/C回路も搭載した。
D2端子を装備。また本体前面部にチャンネル表示兼用の液晶時計を配置した。
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