News:ニュース速報 | 2002年9月17日 04:32 PM 更新 |
パイオニアは9月17日、同社製DVD-R/RWドライブで高速書き込み対応メディアを使用した場合、機器やメディアに損傷を与える可能性がある不具合が見つかったと発表した。同ドライブを使用したソニー製PCやシャープ製DVDレコーダでも同様の不具合が発生する恐れがある。ファームウェアアップデートで対応する。
対象ドライブは「DVR-A04-J」「DVR-A03-J」「DVD-S303」の3機種。8月にDVD Forumが策定した高速書き込み規格(R4倍速、RW2倍速)に対応したDVD-R/RWメディアを使用した場合、機器やメディアに損傷を与える可能性があるという。
ただ高速メディアはまだ発売されていないため、現時点では実害はない。原因は同ドライブのファームウェアの不備としている。
ファームウェアのアップデートで対応する。ユーザーに書き換えソフトのダウンロードと実行を呼び掛けている。
ソニーの対象機種は、デスクトップ型「バイオRX」シリーズや「バイオLX」シリーズ、バイオ専用周辺機器などのうち、DVD-R/RWドライブ「DVR-103」「DVR-104」を装着したモデルと、DVDレコーダ「RDR-A1」。
バイオに関してはサポートサイトで最新ファームウェアのダウンロードサービスを行うほか、対応電話窓口を開設する。DVDレコーダも無償でソフト修正する。コールセンターで申し出と照会を受け付ける。
シャープのDVD-レコーダは「DV-SR-100」。修正申し込みを「お客様相談センター」で受け付ける。
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[ITmedia]
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