News:ニュース速報 2002年9月19日 05:11 PM 更新

音楽CDのCD-Rコピーは年間2億3600万枚 RIAJ調査

RIAJの調査によると、音楽CDのCD-R/RWへのコピーは年間約2億3600万枚。国内で流通しているCD-R/RWの約48%が音楽コピー用途に使用されているという

 日本レコード協会(RIAJ)は9月19日、音楽CDのCD-R/RWメディアへのコピーについてユーザーの実態を調べた結果をまとめた。CD-R/RWへのコピーは年間約2億3600万枚と推計し、国内で流通しているCD-R/RWの約48%が音楽コピー用途に使用されているとしている。

 調査は今年6月14日から7月3日にかけて実施した。個人録音の実態を把握し、今後の対策に役立てるのが目的だ。

 調査結果によると、過去半年間で個人録音を経験したのは全体の66%で、新品CD購入者(53%)を上回った。コピー元の音源は新品CDが34%で、レンタルがこれを上回る40%、友人から借りたCDが25%だった。新品CDを購入せず、レンタルや友人から借りたCDからのみコピーをしていたのも合計24%に上った。

 CD-R/RWへのコピーの理由は「CDと同じ音質で楽しめるから」「メディアが安い上、早くコピーできる」などが上位を占めた。

 CD-R/RWへのコピーを利用し始めてから音楽CD購入が減ったと答えたユーザーは26%。増えたというユーザー18%を上回っている。

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▼ 日本レコード協会

[ITmedia]

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