News 2002年9月24日 01:01 PM 更新

ミノルタ、屈曲光学3倍ズームの「DiMAGE Xi」を発表

ミノルタが、独自の屈曲光学3倍ズームレンズ搭載デジカメに有効320万画素CCDを搭載した「DiMAGE Xi」を発表した。奥行き20ミリの超薄型ボディはそのままに、高画素化と起動時間のスピードアップが図られている

 ミノルタは9月24日、有効320万画素CCD・光学3倍ズームを奥行き20ミリの超薄型ボディに搭載したコンパクトデジカメ「DiMAGE Xi」を発表した。11月上旬から発売する。価格は7万3000円。


有効320万画素・光学3倍ズーム搭載「DiMAGE Xi」

 同社が今年1月に発表したDiMAGE Xは、撮影レンズにプリズムを配置して光を90度曲げることでズーム機構をボディに内蔵した独自開発の「屈曲光学3倍ズームレンズ」を採用。この画期的な光学系によって、光学3倍ズーム搭載デジカメとしては世界最薄となる奥行き20ミリというサイズを可能にした。

 DiMAGE Xの後継となるDiMAGE Xiは、特徴である光学系やボディの大きさ(84.5(幅)×72(高さ)×20(奥行き)ミリ)はそのままに、CCDの画素数を従来の有効196万画素から有効320万画素にアップした。さらにボディ構成パーツの見直しなどによって、重さも従来機より5グラム軽い約130グラム(電池、メディア別)になっている。外装には質感の高いアルミニウム合金とステンレススチールのデュアルメタルを採用した。


従来機と同じ厚さ(20ミリ)に有効320万画素CCDを搭載

 また新製品では、DiMAGE Xの特徴であった「高速起動時間」に磨きをかけた。“撮りたい時にすぐ撮れる”ことを開発コンセプトにした従来機は、RISC CPUの採用や起動シーケンスの最適化、起動時にレンズが繰り出さないインナーズーム方式などによって電源ONから約1.8秒で撮影可能状態となったが、DiMAGE Xiではこの時間をさらに短縮して約1.2秒とした。「光学ズーム搭載デジカメでは、世界最速の起動時間となる」(同社)。


電源ONから約1.2秒で撮影可能状態となる

 ズーム機能は、35ミリ換算で37-111ミリ相当の屈曲光学3倍ズームレンズのほか、4倍のデジタルズームを搭載。光学・デジタル併用により、最大12倍(440ミリ相当)の撮影が行える。全域切り替えなしに最短25センチの撮影が可能なマクロ機能も装備。広角側(ワイド端)でF2.8.、望遠側(テレ端)でもF3.6と、光学ズーム搭載のコンパクト機の中でも明るいレンズを採用している。

 撮像素子は総画素数340万画素(有効320万画素)の1/2.7型CCDを搭載。「透明感があり人間の記憶色に近いナチュラルな色を再現することができる」(同社)という同社独自の画像処理技術“CxProcess”を採用。記録メディアはSDメモリーカードを使用し、16Mバイトのメディアが同梱される。電源は専用リチウムイオン充電池を使っている。

 DiMAGE Xiの主な仕様は以下の通り。

製品名DiMAGE Xi
撮像素子1/2.7型330万画素CCD(有効320万画素、原色フィルタ付き)
レンズ8群9枚(F2.8〜3.6)
ズーム光学3倍ズーム(37〜111ミリ相当)、デジタル4倍(0.2倍ステップで設定可)
記録画素数2048×1536/1600×1200/1280×960/640×480ピクセル
記録方式JPEG、MotionJPEG(320x240、15フレーム/秒で最大35秒)
露出制御プラグラムAE
シャッタースピード2〜1/1000秒(連続撮影約1.6コマ/秒)
感度設定オート(ISO50〜160相当)、ISO50/100/200/400相当
液晶モニタ1.5型TFT(11万画素)
記録メディアSDメモリーカード(16Mバイト同梱)/マルチメディアカード
電源専用リチウムイオン充電池(NP-200)
サイズ84.5(幅)×72(高さ)×20(奥行き)ミリ
重さ約130グラム(電池、メディア別)
価格7万3000円

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[西坂真人, ITmedia]

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