News | 2002年9月24日 07:09 PM 更新 |
News Weekly Top10 | |
1位: | PS2ユーザー、オンラインゲームの反則行為に苦情 |
2位: | Ctrl-Alt-Deleteが限界なのか? |
3位: | 顔文字の誕生から20年:-) |
4位: | 日本でもっとも検索される言葉は「yahoo」 |
5位: | Intel、モバイルP4を200MHz強化 |
6位: | MSWordに文書のハイジャックを許す問題点 |
7位: | PCに“居座る”WindowsMediaPlayer9 |
8位: | フルノートからミニノートまで――Intel、各種モバイルチップ発表 |
9位: | Sun、低価格LinuxPC発売計画を発表 |
10位: | Googleへの接続遮断解除後も、コンテンツ規制を続ける中国 |
先週のアクセスランキングでトップになったのは、オンラインゲームユーザーの「マナー」についての記事。米国では「プレイステーション2」(PS2)ユーザーの間で、ゲームの進行を妨害する“非紳士的行為”(例えば、ゲームに負けそうになると「ポーズボタン」を押してしまうなど)が問題になっているという。
先日開催された「東京ゲームショウ2002」(TGS2002)では、オンラインゲームが大きな注目を集めていた。今後、国内でも一般家庭にオンラインゲームが普及すれば、米国のようにマナーの問題が取り上げられるようになるかもしれない。ネットワーク対応の「みんなのゴルフ」を例に考えてみよう。ゴルフは紳士のスポーツであり、プレーヤーのマナーは非常に重視される。
新しいみんなのゴルフでは、ネットワークに参加しているユーザーが同伴プレーヤーのショットやパッティングについてコメントを入力することができる。東京ゲームショウの展示会場では、グリーン上に集まったユーザーがパットしようとしているプレーヤーに対し、「もっと曲がるよ〜」などとアドバイスしているシーンが紹介されていた(本来、ゴルフではこうした行為も認められないのだが、それはゲームということで目をつぶるとしよう)。
親切なアドバイスならゲームを盛り上げるために必要かもしれない。ナイスショットをしたらコンピュータではなく、人間が褒めてくれるのだから、気分も良い。だが、誰かが「外せ外せ」とか「お前の技術じゃ悩んでも意味ないよ」などとケンカを売ってきたらどうだろうか? パットどころではなく、「お前に言われたくないよ!」とやり返したくなるはずだ。
これが本物のゴルフだったら、当り前のことだが、その相手とは二度と一緒にプレーをすることはないだろう。おそらく、ゲームも同じである。マナーを守らないユーザーとは誰も遊んでくれなくなるはずだ。くれぐれも“繋がる”はずのオンラインゲームで独りぼっちにならないように……。
[中村琢磨, ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.