News:ニュース速報 2002年9月24日 08:13 PM 更新

キヤノン「EOS-1Ds」登場、35mmフルサイズ1110万画素CMOS搭載


 キヤノンは9月24日、35mmフィルム(135フィルム)フルサイズのCMOSセンサーを搭載したレンズ交換式一眼レフデジタルカメラ「キヤノン EOS-1Ds」を11月下旬に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は100万円前後。


 独自開発した36×24ミリ、有効1110万画素のCMOSセンサーを搭載した。EOSシステムのレンズ群「EFレンズ」を装着でき、35mmフィルム使用時と同じ画角で撮影が可能。従来機種の「EOS-1D」が報道写真などスピードを重視しているのに対し、EOS-1Dsはポートレートのスタジオ撮影など、銀塩並みの高画質が必要な用途を想定している。


 ボディ自体は45点エリア測距など、銀塩の「EOS-1V」を継承した。ボディサイズは156(幅)×79.9(高さ)×157.6(奥行き)ミリ、重さ1265グラム(ボディのみ)。

 同時に、ワイド端を24oに拡大した標準ズーム「EF24−70mm F2.8L USM」を11月下旬に発売すると発表した。ズーム全域で最短撮影距離0.38メートルを実現した“寄れる”標準ズームにになっている。

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