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2002年9月25日　09:15 PM 更新

日本HP、4800dpi実現のインクジェットプリンタ新製品を発表

日本ヒューレット・パッカードは9月25日、A4インクジェットプリンタの新製品5機種を発表した。印刷解像度4800dpiを実現した写真プリント重視モデルや、スキャナも搭載した複合機などが登場した

　日本ヒューレット・パッカードは9月25日、A4インクジェットプリンタの新製品5機種を発表した。印刷解像度4800dpiを実現した写真プリント重視モデルや、スキャナも搭載した複合機などが登場した。5機種とも10月3日発売で、オープン価格。

4800dpi、メモリカードスロットを備えたphotosmartシリーズ

　「hp photosmart 7550」（hp direct価格3万6800円）と「hp photosmart 7350」（同2万4800円）は、4種類のメモリカードに対応するスロットを搭載する「デジカメダイレクト」に対応。印刷解像度は最大4800×1200dpi、最小インクドット4ピコリットルの“写真高画質”を実現した。

　上位モデルとなる7550は1.8型カラーLCDを搭載し、PCがなくても画像を確認しながらプリントが行える。自動両面印刷や3辺ふちなし印刷機能を、フォト用紙専用の7色印刷モードを備えた。印刷速度はカラー毎分13枚／モノクロ毎分17枚。サイズは513（幅）×384（奥行き）×164（高さ）ミリ、重さ6.5キロ。

　7350はメッセージを確認できるモノクロ液晶を搭載。自動両面印刷はオプションモジュールの装着で対応する。印刷速度はカラー毎分11枚／モノクロ毎分17枚。サイズは475（幅）×390（奥行き）×160（高さ）ミリ、重さ6.5キロ。

プリンタ＆スキャナのpscシリーズ

　「hp psc 2150」（同3万9800円）と「hp psc 2110」（同3万2800円）は、プリンタ機能とスキャナ機能、コピー機能を備えた複合機。それぞれ印刷解像度は最大4800×2400dpi。

　上位機の2150はメモリカードスロットを装備。デジタルカメラの画像をダイレクトにプリントできる。自動両面印刷機能も標準装備した。スキャナ部は読み取り解像度がA4対応1200×2400dpi、入力48ビット／出力24ビット。印刷・コピー速度はカラー毎分12枚／モノクロ毎分17枚となっている。サイズは463（幅）×400（奥行き）×220（高さ）ミリ、重さ8.85キロ。

　2110は廉価モデルとの位置付け。メモリカードスロットや自動両面印刷機能が省かれている。スキャナ部はA4対応600×1200dpi、印刷・コピー速度はカラー毎分10枚／モノクロ毎分14枚。サイズは463（幅）×370（奥行き）×220（高さ）ミリ、重さ7.82キロ。

普及モデル「deskjet」

　「hp deskjet 3420」（同1万2800円）は価格とサイズを抑えた。普及モデルながら印刷解像度は最大2400×1200dpi。前面給排紙機構を採用し、設置面積が少なくて済む。印刷速度はカラー毎分8枚／モノクロ毎分10枚。サイズは422（幅）×182（奥行き）×142（高さ）ミリ、重さ2.04キロ。

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