News:ニュース速報 | 2002年10月1日 10:58 PM 更新 |
インデックスは10月1日、サミー、筑波大学と共同で、人工知能を研究開発する「Arcプロジェクト」を開始すると発表した。ユーザーの個性を認識するAIが目標で、携帯電話向けコンテンツなどへの応用を視野に入れている。
プロジェクトの監修には、ファジー理論に取り組む鬼澤武久・筑波大学機能工学系教授が当たる。新AIはユーザー個人の感性や主観を認識でき、「正解のない問題にユーザーとやり取りしながら解決策を見いだせるようにしたい。ユーザーはシステムとけんかをしながらでも解決策を見つけるので、愛着や親しみを感じるのでは」(鬼澤教授)。
人工知能とのインタラクティブなコミュニケーションを活用した新分野の開拓を目指し、ゲームソフトや玩具、情報家電などへの応用を図っていく。
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