News:ニュース速報 2002年10月2日 07:06 PM 更新

キヤノン、インクジェットプリンタ「PIXUS」新機種を発表


 キヤノンは10月2日、A4インクジェットプリンタ「PIXUS」シリーズ4機種を発表した。10月4日に発売する。

 6色インク採用の「Fシリーズ」と4色インク採用「Sシリーズ」の2系統だったラインアップを「iシリーズ」に統一。全機種で本体のコンパクト化を図り、従来機種と比べ体積で7−8割にまでダウンサイジングした。全機種ともふちなし印刷に対応している。

4800dpiのハイエンドモデル「PIXUS 950i」


 6色インクの最上位機種「PIXUS 950i」(5万9800円)は、最小インクドットを2ピコリットルと極小化し、最高4800×1200dpiの高解像度となめらかな階調表現を実現した。各色512・合計3072のインクノズルを搭載し、2400×1200dpi時で印刷スピードは約1分となっている。CD-Rラベル面へのダイレクト印刷にも対応した。

 インタフェースはUSB2.0×1、USB1.1×1。を採用。サイズは418(幅)×274(奥行き)×160(高さ)ミリ、重さ約5.0キロ。

4色インク・極小ノズルの「PIXUS 850i」


 「PIXUS 850i」(4万4800円)は4色インク機ながら、2ピコリットルの極小ノズルを加えることで高画質化したモデル。最高印刷解像度は4800×1200dpi。「完全双方向印刷システム」を搭載し、カラー毎分14枚/モノクロ毎分22枚とクラス最速の印刷スピードを実現した。CD-Rダイレクト印刷機能も備えた。

 インタフェースはUSB1.1×1とパラレル×1。サイズは418(幅)×274(奥行き)×159(高さ)ミリ、重さ約4.9キロ。

スタンダードモデル「PIXUS 550i」

 主力モデル「PIXUS 550i」(2万9800円)は4色インクと4800×1200dpiに対応。完全双方向印刷システムの搭載で、印刷速度をカラー毎分11枚/モノクロ毎分18枚に高速化している。

 インタフェースはUSB1.1×1とパラレル×1。サイズは418(幅)×274(奥行き)×159(高さ)ミリ、重さ約4.7キロ。


省スペースな普及機「PIXUS 320i」

 エントリーモデルの「PIXUS 320i」(1万9800円)は省スペースな本体を採用。サイズは385(幅)×195(奥行き)×165(高さ)ミリ、重さ約2.4キロと小型な上、給排紙トレイと畳んで収納することも可能だ。印刷解像度は最高2400×1200dpi、印刷速度はカラー毎分7枚/モノクロ毎分10枚。インタフェースはUSB1.1×1。

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