News:ニュース速報 | 2002年10月3日 08:48 AM 更新 |
米AMDは10月2日、第3四半期(7−9月期)決算は売上高が5億ドル程度にとどまる見通しで、営業損失を見込んでいることを明らかにした。
同社は7月の第2四半期決算発表の折り、第3四半期は通常の季節要因で「控えめな改善」が見られるが赤字が続くだろうと予測していた。第2四半期は、売上高が6億ドル、1億8490万ドルの純損失だった。
同社によるとフラッシュメモリ事業は改善しており2四半期連続で売上増となったが、PC市場の低迷が続いている。同社CFO(最高財務責任者)のRobert J. Rivet氏は、「PC需要に大きな改善が見られず、当社はプロセッサの在庫縮小を加速した」とし、第3四半期はプロセッサの販売量、売上金額、平均販売価格ともに打撃が出たと述べている。
同氏は、第4四半期(10−12月期)については、クリスマス商戦期で需要増が見込めるため、より良いポジションにあるとしている。
同社の第3四半期決算発表は10月16日に予定されている。
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