News:ニュース速報 2002年10月3日 08:32 PM 更新

先生は.11b、生徒は.11a──ブロードバンドスクールの導入ガイドライン

ブロードバンドスクールコンソーシアム(代表・マイクロソフト)がこのほど、学校に導入するブロードバンド機器のガイドラインを策定した

 ブロードバンド関連メーカーやコンテンツプロバイダなどで構成するブロードバンドスクールコンソーシアム(代表・マイクロソフト)はこのほど、学校に導入するブロードバンド機器のガイドラインを策定した。

 ブロードバンドに対応した学校と家庭学習で利用するPCや無線LAN機器などのハードウェア仕様のガイドライン。同コンソーシアムは4月から岡山市内の小学校2校で実証授業を実施しており、ガイドラインは学校や教育委員会、家庭での導入の目安として役立ててもらう。

 学校向けPCはA4ノート、1GHz以上のCPU、256Mバイト以上のメモリ、無線LAN、Windows XP Professionalなどが必須とされている。また無線LANは教員用はIEEE 802.11b(11Mbps)、児童生徒用はIEEE 802.11a(54Mbps)。児童生徒用では、1端末当たり3Mbpsの帯域を確保するよう求めている。

 ガイドラインを満たす製品として、NECと日本ヒューレット・パッカードのノートPC、アイ・オー・データ機器とメルコの無線LAN機器を「推奨製品」として販売する予定。

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▼ ブロードバンドスクールコンソーシアム

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