News:ニュース速報 | 2002年10月7日 07:33 PM 更新 |
10月7日に始まった「長崎くんち」の出し物 「奉納踊」(ほうのうおどり)の位置を、GPS対応携帯電話を使ってリアルタイムにWeb上に表示する「おくんち・ナビ」が試験公開されている。携帯電話とPCで閲覧可能だ。
地理情報システム(GIS)を手がける扇精光(長崎市)が開設した。有名な「龍踊」(じゃおどり)を始めとする6つの奉納踊が現在時刻に長崎市内のどこを練り歩いているか、Web上で一目で分かるようになっている。
auのGPS携帯を踊りの担当者に持ってもらい、位置情報を定期的にサーバに送信、Webに反映する独自プログラムを開発した。
同社によると、奉納踊が練り歩くコースや踊りの地点や時刻は設定されているものの、実際には時間がずれ込んでしまうことも多い上、長崎市公会堂などの定番スポットでは混雑もしばしば。Web上で位置をナビゲートすることでお目当ての奉納踊の位置を把握してもらい、混雑を解消できればとしている。
関連リンク[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.