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2002年10月8日　08:40 PM 更新

オンキヨー、Net-Tune対応ホームネットワークオーディオ製品を発表

オンキヨーは10月8日、同社が開発したネットワークプロトコル「Net-Tune」に対応したホームネットワークオーディオ製品を12月に発売すると発表した

　オンキヨーは10月8日、同社が開発したネットワークプロトコル「Net-Tune」に対応したホームネットワークオーディオ製品「NC-500（S）」を12月に発売すると発表した。ルータに接続してインターネットラジオを聴いたり、同プロトコルに対応したホームサーに接続して音楽ファイルを再生することが可能だ。5万円。

　Net-TuneはEthernetケーブルを介してオーディオ機器をネットワークに接続できるプロトコル。音楽データのリアルタイム送受信に最適化した制御により、ネットワーク上の音楽ファイルを通常のオーディオ機器と同様の操作性で再生することが可能という。著作権保護を考慮し、保護された音楽データは再生できない。またネットワーク経由では音楽をデジタル録音できないようになっている。

　NC-500はEthernetでホームネットワークに接続すれば、対応ホームサーバ内に蓄積されたMP3ファイルなどをストリーミング再生できる。ハブを使って複数のNC-500をネットワークに接続することも可能だ。またDHCP対応ルータに接続すればインターネットラジオを直接受信・再生できる。インターネットラジオポータルのImergeと提携し、同社ポータルに登録されたラジオ局を選択して受信する。

　NC-500自体にはアンプが内蔵されていないため、再生には別途アンプ内蔵スピーカーやオーディオコンポなどに接続する必要がある。FM/AMラジオチューナーも内蔵した。

　まず富士通が発売するホームサーバ「ファミリーネットワークステーション」が対応。同サーバのHDDに蓄積した音楽ファイルを再生することが可能だ。Net-Tuneの仕様を公開してメーカーに採用を呼び掛けており、各社から対応サーバの発売が予定されているとしている。

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