News:ニュース速報 | 2002年10月9日 06:21 PM 更新 |
NTTデータは、プロ野球の試合中に携帯電話用インスタントメッセンジャー(IM)の実証実験を行う。観客にIMソフトをダウンロードしてもらい、試合中に各種情報をプッシュ配信する。携帯とIMを組み合わせてファンサービス向上を試みる。
横浜ベイスターズと協力し、10月12日に横浜スタジアムで行われるヤクルトスワローズ戦で実験を行う。NTTドコモとauのJava対応端末ユーザーの希望者がIMクライアント「ベイスターズメッセンジャー」をダウンロードすると、試合中にベンチ情報などが随時送信される。また「初ヒットを打つ選手は?」といった予想ゲームも実施し、正解者に景品をプレゼント。イニングごとの抽選会も実施するなど、試合中と試合前後に情報を配信する。
NTTデータは携帯端末向けIMシステムを開発し、ビジネス向けの利用を研究している。IMを利用することでWebサイトでは難しかったプッシュ型情報配信が可能な上、リアルタイムでインタラクティブなサービスが可能になる。
実験結果を検証した上で、プロ・アマスポーツやイベントなどでの来季からの本格導入を検討する。
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