News:ニュース速報 | 2002年10月9日 08:09 PM 更新 |
独立行政法人の通信総合研究所(CRL)とKDDI研究所は10月9日、ギガビットネットワークを介して3画面パノラマハイビジョン映像をリアルタイム伝送する実験を始めた。プロトコルにIPv6を採用している。
実験は札幌市で開かれている「ギガビットネットワークシンポジウム 2002 in 北海道」(主催:通信・放送機構)で実施。通信・放送機構のギガビットネット「JGN」を利用し、札幌の会場と国内数カ所を結ぶ。各地とのトータル距離の違いから生じる映像品質の差を検証する。
通常の伝送はATMベースで行うが、実験ではギガビットネットとIPv6によるリアルタイム伝送による世界初の3画面パノラマハイビジョン映像伝送を試みる。実験で課題を探り、IPv6ベースの超高速ネットワークを活用した映像伝送の要素技術を高める。
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