News:ニュース速報 | 2002年10月11日 08:54 AM 更新 |
米Microsoftはオンライン認証サービス「Passport」の採用を促すため、同サービスの管理に使われているソフトのソースコードを、同社のシェアード(共有)ソースプロジェクトの下で公開する。同社CTO(最高技術責任者)のCraig Mundie氏が10月10日、デンバーで開催のDigital Identity World 2002の基調講演で明らかにした。
企業各社にPassportをアプリケーションに統合してもらうことが狙い。同社がこの日に発表した新プログラム「Passport Manager Licensing Program」に参加することで、開発者は「Passport Manager」のソースコードを使い、商用/非商用の両ソフトでPassport対応のための開発やデバッグが行える。Passport Managerは、Passportパートナーサイトで走るCOMオブジェクトで、Passportサービスの通信/統合を管理するもの。現時点でWindowsと特定バージョンのUNIXに対応している。
新プログラム加入者は11月から、Passport統合のためのサポートやトラブルシューティングを受けられるようになる。
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[ITmedia]
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