News:ニュース速報 | 2002年10月15日 10:00 AM 更新 |
英ニュース配信会社のReutersは10月14日、金融機関向けのインスタントメッセージング(IM)サービス「Reuters Messaging」の立ち上げを発表した。既に世界84カ国の1100社が同サービスに契約済みだという。
同サービスはReutersとMicrosoftの共同開発。以前から計画が発表されていたもので、企業のセキュリティニーズや、金融機関が規制当局から求められているメッセージ保存義務などに対応した、セキュアなIMサービスをうたっている。
ユーザーはサービスディレクトリから対話の相手を探し、相手がオンライン状態にあってIMによる商談に応じられるかどうかを確認できる。1対1の対話のほか、グループでのチャットも可能。
Reuters MessagingはWindowsのデスクトップから使用が可能。Reutersは同サービスを自社の各種サービスに組み込む。同サービスはSIP(Session Initiation Protocol)に基づいており、金融機関の端末/システムとの統合が容易だとしている。
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[ITmedia]
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