News:ニュース速報 | 2002年10月16日 11:04 AM 更新 |
米Palmは10月15日、コンテンツ開発に取り組む新設企業のMobile Digital Media(MDM)に出資し、戦略的な提携関係を結んだと発表した。MDMは、SDおよびMMCカードを使ったPDA/携帯電話用コンテンツ/ソフトの集約、発行、配布にあたる。
MDMのCEO(最高経営責任者)は、かつてPalmでコンテンツ/アクセス事業部の責任者を務めていたBarry Cottle氏。同社はPalmのほか、一連の投資家から出資を受けた。また同社の取締役会長には、Palmの元最高マーケティング責任者、Satjiv Chahil氏が任命された。
PalmブランドのSD/MMCメディアはメモリ拡張カードのほかに、「PalmPak」シリーズとしてSimCityを含んだゲームカード、辞書カード、翻訳カード、トラベルカード(米国版、欧州版、アジア太平洋版)などが既に販売されている。MDMは、このPalmPakシリーズを拡張していくことになる。
MDMのCottle氏は、今後SD/MMCメディアで提供するソフトの数を大幅に増やすと約束。今年のクリスマス商戦に向けて、人気の高いRaymanアクションゲームと、世界各国の都市をカバーし、Lonely PlanetのCity Synchを搭載したトラベルカードをリリースする予定だとしている。
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[ITmedia]
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