News:ニュース速報 2002年10月18日 08:37 AM 更新

MS、予想上回る利益計上

Microsoftが7−9月期、営業利益を大幅に伸ばした。新しく導入したライセンスプログラムの採用が予想外に進んだことや、Windows XPの売上が堅調に推移したことによる

 米Microsoftは10月17日、第1四半期(7-9月期)決算を発表し、27億3000万ドル(1株当たり50セント)の純利益を計上した。これはFirst Callがまとめた1株当たりの利益予測43セントを上回り、前年同期の12億8000万ドル(同23セント)の2倍近い数字。

 売上は、前年同期比26%増の77億5000万ドル。営業利益は40億5000万ドルで、前年同期の29億ドルから大幅に伸びた。これは、同社が新しく導入したライセンスプログラムの採用が予想外に進んだことや、Windows XPの売上が堅調に推移したことによるもの。

 Client部門の売上は、Windows XPの伸びに支えられて33%増加。Information Worker部門はライセンスプログラムの採用によって26%の伸びとなった。Server Platforms部門は14%増、MSNは広告収入や加入者増加によって23%増。

 MicrosoftのCFO、John Connors氏はリリースの中で「第1四半期の業績は当社の予測していた以上に、非常に堅調だった。ライセンスプログラムが予想を超えて顧客に採用され、それが、Windows XP/Office XP/.NET Enterprise Serversの堅調な伸びにつながった」と述べている。→関連記事

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