News:ニュース速報 | 2002年10月18日 09:40 PM 更新 |
松下電器産業の100%子会社・ピンチェンジは、小型オーディオ「PLUPLU」を11月1日に発売する。幅10センチ以下のブックサイズにCDプレーヤーとスピーカーを一体化した小型機器ながら、3Dサウンド技術によって迫力ある仮想サラウンド再生が可能という。3万9800円。
サイズは32.5(高さ)×23(奥行き)×8.8(幅)センチ、重さ約2キロ。ほぼB4サイズの本体中央にスロットインCDプレーヤーを配置し、上部に3ワット+3ワットの3センチフルレンジサテライトスピーカー、下部に3ワットの6センチウーファーを搭載。本棚などに設置できるコンパクトオーディオだ。
小型ながら、ダイマジックが持つ3Dサウンド技術「DVX」(DiMAGIC Virtualizer)を搭載したのが特徴。ダイマジックは、東京電機大学と英Southanpton大学が共同開発した仮想音源技術「ステレオダイポール」をもとに設立された企業。独自の音響信号処理理論に基づき、DSPによる高品位でクリアな音像定位が可能だという。
PLUPLUでは、2つの近接したサテライトスピーカー(ステレオダイポールスピーカー)が仮想音源を生成する。音が耳に到達するまでの伝達時間や波形、位相、音圧などをもとにデジタル信号処理を行い、あたかもリスナーの周囲にスピーカーが置かれているかのような仮想サラウンド再生が可能という。小型オーディオにありがちな低音不足もウーファーで補った。
松下ネットワークマーケティングの「PanaSense」で先行モニター販売の受け付けを始めた。3万5千円から2万5千円で購入可能だ。100人限定。応募締め切りは10月28日。
関連リンク[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.