News:ニュース速報 | 2002年10月22日 06:46 PM 更新 |
富士通はこのほど、独立行政法人の航空宇宙技術研究所(NAL)に並列スカラー型スーパーコンピュータシステム「新NSシステム」を納入、10月から稼働を始めた。
128CPU搭載の「PRIMEPOWER」×14台を超高速インターコネクトで接続。ピーク値9T(テラ)FLOPSと従来システムと比べ30倍以上に処理能力が向上した。NALと富士通が共同開発したベクタースーパーコンピュータ「数値風洞」の後継システムとして、流体物理計算や航空機・ロケット関連の実用数値シミュレーションを行う。
「PRIMEPOWER」は富士通初のスカラー型スーパーコンピュータ。SPARC64 V/1.3GHzとSolarisを採用している。
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