News:ニュース速報 | 2002年10月24日 08:50 AM 更新 |
米AOL Time Warnerは10月23日、7−9月期決算の発表と同時に、America Online部門についての内部調査の結果として過去の決算数値を修正報告すると明らかにした。
修正されるのは2000年7−9月期から2002年4−6月期までの8四半期(24カ月)分の業績で、1億9000万ドル分の売上が帳消しとなり、結果的にEBITDA(支払利息、税金、営業権の償却分を引く前の利益)が9700万ドル減るという。同社は今年8月、内部調査によりAmerica Online部門で不正会計と疑われる3件の広告契約を発見したと発表、この時点ではこれら取引の総額は、6四半期で4900万ドルだとしていた(8月17日の記事参照)。
7−9月期決算は、売上高が前年比6%増の100億ドル、EBITDAは1%減の22億ドル。広告/コマース収入は、オンライン広告の不調で前年比12%減の17億ドルとなっている。
関連リンク
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.