News:ニュース速報 | 2002年10月28日 05:26 PM 更新 |
イーレッツが公募していたCDシュレッダーの製品名が「記録喪失」に決まった。実売9800円の低価格で11月中旬に発売する。
同製品は低価格・小型なCDシュレッダー。CDなどのメディアに無数のクラック加工を行うことでデータの読み出しを不可能にし、データ漏えいの心配なく処分できるようにする。処理速度は毎分14枚。
従来は「カッターで傷を付けたり、ハンマーで割ったり、強引に手で割ったりするケースがあるが、これらの方法は危険を伴う作業となりオフィスで日常的に行うには不適切」。同製品なら数秒でディスクを読み取り不能にでき、「従来の原始的方法にくらべ簡単、安全、高速」としている。
サイズは198(幅)×123(奥行き)×115(高さ)ミリとA5サイズ以下の設置面積で済む。重さは約1.5キロ。
ユニークな製品名で知られるイーレッツだが、今回はユーザーから公募。9月25日から10月6日までに270人から合計約400件の応募があった。「傷と共に去りぬ」「お焼消仕事」「シュレッダー首相」といった作品の中から「記録喪失」に決定。同名を応募した4人がインターネットでじゃんけんをし、大阪府の根津俊一さんが名付け親となった。ちなみに「採用されなかったが極めてユニークな提案」として「板・多い日も安心」が「没・ネーム賞」に選ばれた。
[ITmedia]
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