News:ニュース速報 2002年11月9日 12:25 PM 更新

MS、和解条件遂行を監視する委員選出


 米Microsoftは独禁法訴訟をめぐる米連邦地裁の判断に従い、裁判所承認の是正措置の遂行を監視する委員会を設置する。同社は11月8日、同社取締役会がこの委員会の設置を決議したと発表した。委員長には、同社役員の1人でハーバード大学経営大学院教授のJames I. Cash博士が選出された。

 連邦地裁は1日、米司法省とMicrosoftの独禁法訴訟和解案を大筋で承認した際、30日以内の監視委員会設置を求めていた。この委員会にはMicrosoftの従業員経験のない役員が最低3人参加していなければならない。Cash氏のほか、Merck & Co.最高経営責任者のRaymond Gilmartin氏、元米労働長官のAnn McLaughlin氏の2人の同社役員が委員会に参加する。

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