News:ニュース速報 2002年11月14日 10:14 PM 更新

ボーランド、Java統合開発環境「JBuilder 8日本語版」を発表


 ボーランドは11月14日、J2EEアプリの開発が可能なJava統合開発環境「JBuilder 8日本語版」を12月20日に発売すると発表した。


 新版ではJDK(Java Development Kit)1.4を採用、JDK1.3.1と比較して20−80%の開発パフォーマンスの向上が見込めるようになった。また今回、Webアプリの構築に対応するオープンソースフレームワーク「Apache Struts」をサポート。Struts対応のWebアプリを効率的に開発できるウィザード・ビジュアルツールを装備している。

 このほか、ソースコードをUMLモデル化して視覚的に把握できる機能を搭載。マウス操作でコードの構造や依存関係を簡単に確認できる。さらに、ローカル/リモート環境でのソースコードレベルのデバッグに対応したグラフィカルデバッガを搭載。デバッグ中のコード修正をすぐに反映してテストを再開できる「HotSwap」機能も装備しており、デバッグ作業がさらに効率化している。

 価格は、SE版が4万8000円、Enterprise版が36万円、Enterprise Performance Bundle版が52万円。対応OSは、Windows NT 4.0/2000/XP、Red Hat Linux 6.2/7.2、Solaris 7/8。

 なお同社は、11月20日−12月20日の期間限定で、新規に「JBuilder 7 Enterprise版」を購入したユーザーを対象に、無償でJBuilder 8 Enterprise版にバージョンアップできるキャンペーンを行う。

関連リンク
▼ ボーランド

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.