News:ニュース速報 2002年11月18日 05:46 PM 更新

ソニー、「DRU-500A」のDVD+R4倍速記録サポートをアナウンス

ソニーは、記録型DVDドライブ「DRU-500A」と「DRX-500UL」のDVD+Rメディアへの記録スピードを「4倍速」に向上させるファームウェアを12月6日にリリースすると発表した

 ソニーは11月18日、記録型DVDドライブ「DRU-500A」と「DRX-500UL」のDVD+Rメディアへの記録スピードを「4倍速」に向上させるファームウェア「Ver1.0E」(現在の最新ファームウェアはVer1.0d)を12月6日にリリースすると発表した。

 同ファームウェアを適用した場合、、DVD+Rメディアの書き込み速度が 従来の2.4倍速から「4倍速(CLV)」へと高速化される。 また、同時に読み出しスピードも高速化が図られ、DVD-RとDVD+Rメデ ィアの読み出しスピードが2倍速から4倍速へと高速化される(DVD-Vi deo形式で記録した場合は、従来同様に2倍速)。

 ユーザーサポートページにおいて12月6日より提供が開始される予定。ファームウェアのバージョンアップにより記録速度の向上を行うケースは大変珍しく、国内メーカーでは初の試みとなる。

 また、書き込み中においてもメディアの品質・記録状態を常に監視し、状況に応じて記録速度・パラメータを最適値へ自動調整する機能も追加される。これによって、書き込み品質が向上するとしている。ソニーでは、このファームウェア提供について「新たにDVD+R 4倍速記録への対応と、より幅広いメディアへの高速かつ安定した記録・再生を実現する」と話している。

 なお、ソニーからOEM供給を受け、同等のスペックの製品「DVM-4222シリーズ」を発売しているメルコでは、「現在のところ対応は未定」という。

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[北川達也, ITmedia]

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