News:ニュース速報 | 2002年11月18日 06:48 PM 更新 |
シマンテックは11月18日、コンピュータウイルス「W32.Brid」(またはBraid)の感染被害が増えているとして、同ウイルスの危険度を5段階の「2」から「3」に引き上げて警告した。
同ウイルスは11月4日に発見されたワーム。よく知られたInternet Explorerのセキュリティホールを悪用するため、感染メールを開いただけでワームが自動実行されてしまう。
感染すると、「Outlook」のアドレス帳に登録されたメールアドレスなどに複製を添付してメールを大量に送信。さらにWindowsレジストリの改変や別のウイルス「W32.FunLove」(1999年11月発見)を改変したバージョンを実行、Windowsアプリケーションを破壊するなどして被害を広げる。
シマンテックに寄せられた被害報告は18日午後4時時点で世界750件。うち日本国内は13件としている。同社は無償駆除ツールを公開している。
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