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2002年11月19日　03:47 PM 更新

Lモードにコンテンツ印刷機能や暗号化通信機能を追加

　NTT東西地域会社は、固定電話向けインターネットサービス「Lモード」に、新機能3つを11月20日から追加する。オンラインショッピングを簡単で安全に行える機能などが加わる。

　新機能は、（1）コンテンツ印刷機能、（2）エージェント機能、（3）暗号化通信機能。

　コンテンツ印刷は、Lモード通信状態から印刷用コンテンツをダウンロードして印刷できる機能。Web閲覧画面からいったん通信を切断してFAXモードに切り替える必要がない。コンテンツプロバイダ側もFAXサーバなどの特別な設備が不要で、Webサーバを使った低コストな印刷用コンテンツを提供できるとしている。

エージェント機能のイメージ

　エージェント機能は、ユーザーがあらかじめ名前や住所などの個人情報をゲートウェイサーバに登録しておくことで、懸賞応募や商品の注文時などに個人情報を簡単に入力できるようにするもの。

　暗号化通信機能は、端末とコンテンツプロバイダのWebサーバ間の通信を暗号化する。従来はゲートウェイサーバとコンテンツプロバイダのWebサーバ間までにとどまっていた。

　新機能は、松下電器産業の「おたっくす KX-L6CL/KX-L6CW」とNTT東西地域会社の「でんえもん755LC」で利用できる。コンテンツは、印刷機能が兼松コミュニケーションズの「ゲンダイネット芸能」、エージェント機能が紀伊国屋書店、暗号化通信が各地の信用金庫のオンラインバンキングなどが対応する。

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