News:ニュース速報 | 2002年11月20日 06:17 PM 更新 |
沖電気工業は11月20日、「プレイステーション2」(PS2)に対応したMPEG-4 ASPプレーヤーを開発したと発表した。製品化時期は未定。
PS2はMPEG-2ハードウェアデコーダを搭載しているが、MPEG-4は未サポート。MPEG-4 SPプレーヤーは開発事例があるが、ASPに比べ画質や性能で劣っていた。ASPプレーヤーの開発は同社が初めてとしている。
同プレーヤーを搭載することで、PS2でMPEG-4 ASPストリーミング端末として利用することが可能になる。またMPEG-4はMPEG-2よりもデータ量が少なくて済むため、容量に制限があるDVD/CD-ROM向けゲーム開発に有効だとしている。 プレーヤーは、同日に開幕した「InterBEE 2002」(22日まで、幕張メッセ)に出展した。
MPEG-4 ASP(Advanced Simple Profile)は2001年に策定された規格。ブロードバンドによるコンテンツ配信での利用を想定し、低ビットレートでも高画質なムービーを実現する。
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