News	2002年11月21日　10:54 AM 更新

AMD、「デュアルOpteronによる64ビットWindowsデモ」フォトレポート（2/2）

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　こちらはサーバ機もあり、一般のデスクトップPCもありだが、その動作速度には、ただただ感嘆するだけ。特に、グラフィック動作の速さや、データベースの検索速度などでは、次元の違う強さを見せ付けている。

Athlon 64によるサーバマシンのデモは、プロセッサの使用状況表示のみなので、ちょっとわかりづらい

こちらのAthlon 64では、グラフィック表示でのデモなので、体感的な速度が実感できる

組み込み機器用Alchemyプロセッサ

　AMDでは、AthlonシリーズやOpteronに代表される、コンピュータ向けの高性能プロセッサだけではなく、組み込み機器向けのプロセッサもリリースしている。それが、Alchemyプロセッサだ。

　Alchemyプロセッサには、Au1100やAu1500といった各種のシリーズがあるが、組み込まれるシステムによって、I/Oや消費電力などによって型番が異なっている。ベースとなっているプロセッサは、MIPS32プロセッサであるため、既に組み込み機器向けとしては定評がある。

　デモ展示では、開発キットとして自動車向けや、小型携帯端末向けといったモデルが展示されており、Windows CEや、Linuxといった組み込み用OSが動作していた。

　デスクトップPC向けのAthlonプロセッサや、ノートPC向けのMobile Athlonプロセッサ、そしてハイエンドワークステーションやサーバ向けとなるOpteronプロセッサと、AMDのプロセッサラインナップは、ライバルIntelに負けないソリューション提供できる体制が整いつつあると言っても過言ではないだろう。

Alchemy Au1100を搭載した携帯端末はカラー液晶を搭載して、Windows CEかLinuxが動作する

Alchemy Au1500ベースのAutomotive端末用評価開発キットは、マルチメディア対応だ

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[清水隆夫, ITmedia]

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