News:ニュース速報 | 2002年11月21日 04:32 PM 更新 |
NTTドコモは11月21日、ISP向けにiモード用パケット網(PDC-P)インタフェースの提供を開始すると発表した。iモードをオープン化するためにパケット網を開放するもの。ISPによる独自サービスが可能になる。
第一種/第二種電気通信事業者が対象。パケット網に接続したISPに対し(1)発信者電話番号・位置情報提供機能、(2)Webアクセス機能(iモードのメニューサイト接続に相当するポータルサイト接続機能、iモードの一般サイト接続に相当するインターネット接続機能)、(3)メール機能(Push型メッセージ受信機能と、iモードのセンタ問い合わせ機能に相当するPull型メッセージ受信機能)──を提供する。ISPが独自のゲートウェイサーバを設置してパケット網に接続すれば、独自の“iモード”サービスが可能になる。
接続回線は6.3Mbps/1.5Mbps専用線。使用料は以下の通り。
区分 | 回線(1ポート) | 月額料金 |
接続装置使用料 | 1.5Mbps | 12万4869円 |
6.3Mbps | 38万221円 | |
位置情報提供機能利用料 | 1.5Mbps | 29万3368円 |
6.3Mbps | 117万3475円 |
ユーザーはiモード端末とパケット通信サービス「デュアル/ライトプラン」の契約が必要。ISPへの申し込みと、端末への接続先情報の設定も必要だ。同プランは基本料金が月額150円、通信料は0.3円/パケット。
[ITmedia]
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