News:ニュース速報 | 2002年11月23日 12:20 PM 更新 |
北米でのオンラインゲームサービス「Xbox Live」の立ち上げから1週間、米Microsoftが11月22日、同サービスのスタータキット販売状況とサービス利用状況を明らかにした。
発表によると、同社は「Xbox Live Starter Kit」を15日の発売から1週間で15万本販売した。Xbox Liveの個々のアカウントではゲストプレイヤーの参加を許可しているため、過去1週間にXbox Liveサービスを通してゲームを楽しんだ人の数は20万人以上に達したと報告している。Xbox Liveサービスでこの1週間に利用者が遊んだ時間は総計100万時間以上だという。
同社では、スタータキットは米・カナダのほぼすべての販売店で発売から1週間以内で初期ロット完売、既に追加出荷分が店頭に並んでおり、わずか1週間でサブスクリプション制ブロードバンドサービスとして初の加入者10万人突破を実現したとしている。
スタータキットの価格は49.95ドル。これには1年間サービスを利用できる権利と、ヘッドセット(ボイスコミュニケータ)および2つのオンラインゲームトライアル版が含まれる。
同社では、Xbox Live対応の各種ゲームの売上も過去1週間で急増し、特に「NFL Fever 2003」は120%増を記録したと報告している。ゲーム機Xbox本体については、前週比で18%の売上増。同ゲーム機は現在、販売プロモーションとしてDVD再生キットと2つのゲーム付きで199ドルで売られている。
11月30日にはフランス、ドイツ、イギリスでXbox Liveのテストドライブが開始されることから、大西洋をはさんでの「MotoGP」対戦が可能になる。Xbox Liveは日本では現在ベータテスト中で、2003年1月16日に正式なサービス開始となる。
[ITmedia]
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