News:ニュース速報 | 2002年11月27日 11:41 AM 更新 |
ネット広告サービス業界団体のNetwork Advertising Initiative(NAI)は11月26日、Webビーコン(Webバグ)採用時にWebサイトが守るべき指針(昨日の記事参照)のリリースを発表した。NAIのサイト上で公開されている。
Webビーコンとは、データ収集の目的でWebページや電子メールに画像を埋め込むための小さなソフトウェアコードを指している。一般ユーザーやプライバシー擁護団体の間に、このテクニックに対する懸念が芽生えており、今回の指針はこうした懸念に対処する形で起草されたもの。NAIを通してDoubleClick、IBM、Microsoft、Privacy Council、Valueclick、Verizon、WebSideStoryなど一連の企業/組織が作成に参加した。また、TRUSTe、BBBOnlineという主要Webプライバシー認定組織も協力している。
指針では、「Webサイトの場合でも電子メールの場合でも、Webビーコンを採用する場合は、その旨を利用者に通知すること」「その通知では、Webビーコンが使用されていることとその目的を伝えること。また収集データを第三者に渡すのであれば、その旨も伝えること」などを規定している。
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