News:ニュース速報 | 2002年11月27日 06:52 PM 更新 |
NTTブロードバンドプラットフォーム(NTT-BP)と京王電鉄、京浜急行電鉄は、公衆無線LANサービス「無線LAN倶楽部」の試験サービスを11月30日に終了する。「本格展開に手応えを得ることができた」とし、本サービス詳細は後日発表する。
試験サービスは8月1日から4カ月間、京急品川駅や京王新宿駅など8カ所で実施してきた。PCに加えPDAにも当初からフォーカスしていた点が特徴で、駅でPDA向けコンテンツをダウンロードできるサービスも提供していた。PDAや無線LANカードを借りたモニターは385人を含む1743人がモニターとして参加した。
試験サービスでは、特に朝夕のラッシュ時間帯のトラフィックモデルを検証できたことが大きかったという。モニターへのアンケート結果から、サービスコンセプトやコンテンツへの評価やスポットへのニーズが把握でき、「試験サービス内容を押し進めたサービスモデルによる本格展開に手応えを得た」としている。ただしPDA向けコンテンツ配信については、設定の煩雑さやユーザーインタフェースなどの改善点が浮き彫りになった、としている。
[ITmedia]
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