News:ニュース速報 2002年11月29日 05:16 PM 更新

「TSUTAYA online」基幹DBがLinux-IAに移行へ

TISなど4社は11月29日、国内最大級のエンターテイメント情報サイト「TUTAYA online」の基幹データベースがLinux−IAサーバへの移行を始めたと発表した

 TISとデルコンピュータ、日本オラクル、ミラクル・リナックスの4社は11月29日、国内最大級のエンターテイメント情報サイト「TUTAYA online」の基幹データベースが、従来のUNIXサーバからLinux−IAサーバへの移行を始めたと発表した。

 新システムは、デルのXeonサーバ「PowerEdge」とFibre Channelストレージ「Dell EMC FC4700-2」、ミラクル・リナックスの「Miracle Linux」、日本オラクルの「Oracle9i Real Application Clusters」で構成する。2003年1月末をめどに移行する。

 同サイトはツタヤオンラインが運営するエンターテイメント情報サイト。現在の会員数は約300万人。

 移行は会員数の増加と拡張性の確保、保守管理コストの削減が目的。Linux−IAベースシステムが、従来のUNIX−RISCベースのサーバ環境に対して「圧倒的なコストパフォーマンス」と高い拡張性・可用性を得られると判断した。移行後は有効会員数が1000万人以上でも十分に対応できる上、管理コストも5分の1から6分の1に削減できるという。

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