News:ニュース速報 | 2002年12月3日 10:26 AM 更新 |
ウイルス対策企業Sophosの発表によると、11月に最も蔓延したウイルスは「Bugbear」。同社の流行ウイルス10位リストで2カ月連続の首位となった。
Sophosのリストでは、9月まで7カ月にわたって「Klez.H」が首位をキープしていたが、10月になってついにKlez.HからBugbearへとトップが交代していた(11月2日の記事参照)。だがKlez.Hは11月のリストでもまだ3位に入っている。
11月はまた、新たに発見されたウイルス「Braid」が2位に浮上した。これは添付書類付きの電子メールワーム。Microsoftのソフトの脆弱性にパッチを当てていないと、メールをオープンしてすぐ自動起動する(11月6日の記事参照)。
さらに11月は、「FunLove」(W32/Flcss)と「Spaces」の2種がトップ10リストの6位と7位に再登場した。
Sophos公表の11月のウイルストップ10は以下の通り。
1. W32/Bugbear-A 29.4%
2. New W32/Braid-A 8.5%(ランク初登場)
3. W32/Klez-H 7.7%
4. W32/Opaserv-A 5.4%
5. W32/Opaserv-C 5.1%
6. W32/Flcss 4.6%
7. W95/Spaces 3.3%
8. W32/Opaserv-F 2.5%(ランク初登場)
9. W32/Opaserv-B 2.1%
10.W32/Opaserv-D 2.0%
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