| News：ニュース速報 | 2002年12月4日 10:41 AM 更新 |
HP、コスト削減目標「1年早く達成」へ
米Hewlett-Packardは12月3日、Compaq Computerとの合併による「年間30億ドルのコスト削減」という目標を、予定より1年早い2003年度末（2003年10月）までに達成する見通しであることを明らかにした。同社はサンフランシスコで同日開かれたアナリストとの会合で、既に計画の8割（年間24億ドルのコスト削減）を達成済みだと明らかにした。
同社は同時に、今後の経営効率のアップと部門間の協力改善に向けて、一部シニアマネジャーの異動を発表した。Mike Winkler、Jeff Clarke、Webb McKinneyの3氏が、Carly Fiorina最高経営責任者（CEO）の直属の幹部として新たなポジションを与えられた。Winkler氏は、取締役副社長兼最高マーケティング責任者に就任する。合併後の統合推進チームの共同責任者だったClarke氏は、サプライチェーン／顧客オペレーション担当の取締役副社長になる。そしてMcKinney氏は、合併後の統合作業の監督業務を拡大して組織全体の効率の責務を担う。
一方、アナリストとの会合では、2003年度（2002年11月−2003年10月）の売上高の伸びが2−4％にとどまる見通しが明らかにされた。当初予測では4−6％の伸びを見込んでいた。→詳細記事
関連リンク
HPのプレスリリース[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。