News:ニュース速報 2002年12月4日 06:41 PM 更新

Klezが依然トップ IPAの11月調査

情報理振興事業協会セキュリティセンターは、11月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況をまとめた。ウイルス別では「Klez」が613件で依然トップとなっている

 情報理振興事業協会セキュリティセンター(IPA/ISEC)は12月4日、11月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況をまとめた。

 ウイルス届出件数は1408件で、前月から約100件減った。ウイルス別では「Klez」が613件で依然トップ。「Bugbear」185件、「Opaserv」113件、「Redlof」62件、「Brid」54件と続き、Internet Explorerのセキュリティホールを悪用するタイプが上位を占めている。

 不正アクセスの届出は35件で前月比14件減った。うち不正侵入の被害は7件で、中にはDNSサーバの情報を改ざんされ、組織内のクライアントPCから外部Webサイトにアクセスすると他の特定のサイトに接続されるようになってしまったケースや、メールサーバに盗聴プログラムを仕掛けられた深刻な例もあった。

関連リンク
▼ IPAセキュリティセンター「ウイルス・不正アクセス届出状況(11月分)」
▼ IPAセキュリティセンター

[ITmedia]

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