News:ニュース速報 | 2002年12月10日 05:59 PM 更新 |
NTTドコモは12月10日、オランダKPN Mobileからの約3000億円の増資要請を引き受けないことに決めたと発表した。
KPN Mobileは親会社のオランダKPNによる増資を実施する予定。増資が完了した場合、現在15%のNTTドコモの出資比率は約2.2%に低下するため、出資比率を維持するためKPN MobileはNTTドコモに対し追加出資を要請していた。
だがNTTドコモは積極的な海外投資が裏目に出て、2002年9月期にはKPN Mobileだけで1080億円の評価損を計上。これまで海外5社に合計1兆8000億円を投資して1兆3000億円の評価損を出しており、海外戦略の見直しを迫られていた。
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