News:ニュース速報 2002年12月12日 08:56 AM 更新

“多すぎるパスワード”でセキュリティが犠牲に

84%が「パスワードの選択にあたっては覚えやすさを最も重視する」

 ネットユーザーは各種のWebサイトとITシステム用に多数のパスワードを利用しており、これを管理するためにセキュリティを犠牲にしている――。英国のセキュリティ企業NTA Monitorが行った個人のITセキュリティに関する調査でこんな傾向が明らかになった。

 銀行の口座情報やボイスメール、各種Webサイトにアクセスするためには多数のパスワードとユーザー名が必要となり、同調査によると、ヘビーユーザーの場合でパスワードは平均21に達している。これを管理する方法として通常、同じパスワードを利用するか、多数のパスワードを保存しておくかのいずれかの方法が採られている。

 調査ではユーザーの84%が、パスワードの選択にあたっては覚えやすさを最も重視すると答え、81%は可能であれば同じパスワードを選択すると回答した。

 また、パスワードをほとんどあるいはまったく変更しないと答えたユーザーは67%。さらに22%は、WebサイトやIT部門に言われた場合のみ変更すると答えている。

 同調査では、パスワード利用が5個以下のライトユーザー(36.8%)/5−10個の中程度のユーザー(33.4%)/10個以上のパスワードを持つヘビーユーザー(29.8%)に分類。ヘビーユーザーの49%はパスワードを書き留めるか、PC内のファイルに保存していることが判明した。これに対してライトユーザーの場合、パスワードを記録しているのは31%にとどまった。

 NTA Monitorではエンドユーザーに対し、セキュリティをもっと深刻にとらえるよう警告すると共に、IT業界に対してはユーザーがこの問題を解決できるよう行動を起こす必要があると呼びかけている。

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▼ NTA Monitorのプレスリリース

[ITmedia]

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