News:ニュース速報 | 2002年12月13日 09:51 AM 更新 |
寿命を終えた携帯電話を環境に優しい方法で廃棄しようという国連環境計画(UNEP)の宣言に12月12日、主要携帯電話メーカー各社が調印した。
協力を表明しているメーカーは、LG、松下、三菱、Motorola、NEC、Nokia、Philips、Samsung、Siemens、Sony Ericssonなど。
世界の携帯電話市場規模は2001年、3億8000万台に達しているが、毎年大量の携帯電話が破棄されている。
宣言の下、各社はUNEPの作業グループに参加して、寿命を終えた携帯電話の効率的な回収プログラムを作成する方針。
「現代社会は多量の廃棄物を生み出すという問題に立ち向かう必要がある。その解決にとって企業は明らかに不可欠な存在であり、主要携帯電話メーカーが前向きな姿勢を示したことは、ほかの分野にとってもモデル的な役割を果たすだろう」。UNEPのエグゼクティブディレクターKlaus Topfer氏はこう述べている。
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[ITmedia]
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