News:ニュース速報 2002年12月18日 09:41 PM 更新

3D地球儀で世界のお天気 AIIと日本気象協会


 AIIと日本気象協会は、3D地球儀上に気象情報を表示する「Globe Eye」の配信を12月24日から始める。


 クライアントソフト上に3Dで地球を再現。「ひまわり」など日米欧の気象衛星で観測した6時間ごとの赤外線データを地球全体の雲画像に変換し、3Dの地球上に表示する。地球はマウスで360度回転させることができ、静止軌道上(地上約3万6000キロ)から見た地球と雲の映像を楽しめる。ズームイン・ズームアウトも可能だ。

 さらに日本列島をクリックすると、気象協会のストリーミング天気予報番組にアクセスできる。アメダスの降水量情報や全国の天気予報もチェック可能だ。北米大陸をクリックすれば主要10年の天気予報も閲覧できる。今後は各国の天気情報を充実させていく予定。気象協会が制作した気象関連動画コンテンツの有料配信も計画している。

 AIIは3D地球儀をポータルとして活用したい考えで、クリックした国の為替情報や交通・宿泊情報を旅行者向けに提供するといったサービスも検討する。

関連リンク
▼ AII「Globe Eye」

[ITmedia]

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