News:ニュース速報 | 2002年12月24日 04:47 PM 更新 |
NTTコミュニケーションズは12月24日、ISP「DreamNet」を運営するドリームネットを完全子会社化すると発表した。NTTデータとNTTドコモが保有するドリームネットの全株式を2003年1月23日付けで取得する。NTTコムの「OCN」にDreamNetサービスを統合することでISP事業を強化する。
ドリームネットは1994年4月に設立。NTTデータが60%、NTTドコモが40%を出資している。DreamNetの会員数は11月末時点で約30万人で、2002年3月期の売上高は62億円。
NTTグループはグループ各社が運営しているISP事業の統合を打ち出しており、既にNTTPCコミュニケーションズの「InfoSphere」はOCNに10月1日付けで統合されている。OCNの会員数は11月末時点で342万人。
NTTコムはドリームネットの完全子会社化で「OCNとDreamNetの双方の良さを活かし、コンテンツ・アプリケーションの充実と設備・オペレーションの共有化によるサービス品質向上を図る」としている。両サービスのユーザーへの影響はないとし、今後の詳細は別途周知するとしている。
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