News:ニュース速報 | 2002年12月25日 08:06 AM 更新 |
インターネット利用調査会社米comScore Networksは12月24日、クリスマスを翌週に控えた20日までの1週間で、コンシューマーのオンライン消費額は前年同期比19%増の19億ドルに達したとの報告を発表した。旅行関連商品/サービスを除くと同18%増の14億ドル。
comScore副社長Michelle David氏は「ホリデー商戦のコンシューマー向けオンライン売上は、積極的かつ早くからのキャンペーンに加速されて堅調だったが、ここに来て鈍化している。直近の週では売上の伸び率が予想よりも幾分減速した。だが10−12月期の売上全体の伸び率は印象的であり、同期の売上はcomScoreが当初予測していた138億ドル(旅行商品を除く)に近い範囲に到達しようとしている」とコメントしている。
11月1日から12月20日までの累計消費額は、前年同期から29%伸びて126億ドルに達した。カテゴリ別で最も高い伸びを見せているのは家庭/ガーデン用品で、売上は前年同期比78%増の5億5500万ドル。また、家具(同75%増)、玩具(同61増)なども高い伸びを示した。
一方、コンピュータハードウェアは累計売上では10億2700万ドルとジュエリーに次いで2番目となっているが、伸び率はIT業界の不振を反映して前年同期比で1%のマイナスとなった。
comScoreの統計は、5万店以上のオンラインショップで世界各国のコンシューマー150万人の実際の閲覧/購買状況を調査した結果に基づいている。
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