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2003年1月8日　07:48 PM 更新

シャープ、システム液晶採用のDVカメラ

シャープは、「システム液晶」ディスプレイを搭載したDVカメラ「ViewCam Z」シリーズ2機種を発表した。高精細表示が可能になったほか、カメラ部とデッキ部が回転する「ラク撮りグリップ」機構を採用

　シャープは1月8日、「システム液晶」ディスプレイを搭載したDVカメラ「ViewCam Z」シリーズ2機種を発表した。高精細表示が可能になったほか、カメラ部とデッキ部が回転する「ラク撮りグリップ」機構を採用した。

VL-Z7ホワイトモデル（左）とVL-Z5ブルーモデル

　133万画素CCDモデルの「VL-Z7」（2月15日発売）と68万画素CCDモデルの「VL-Z5」（3月15日発売）。オープン価格で、実売予想価格はVL-Z7が11万円前後、VL-Z5が9万円前後。

　CGシリコン技術を使用したシステム液晶ディスプレイをDVカメラとしては初めて採用。2.5型21万5000画素による高精細表示のほか、日差しの強い屋外でも視認性が向上しているという。バックライトの透過率を高めることで、高コントラストで色再現の良い画像表示を実現したとしている。

デッキ部とカメラ部、液晶ディスプレイがそれぞれ回転する「ラク撮りグリップ」

　ラク撮りグリップ機構により、様々なアングルが自然な姿勢で撮影できるようになった。一般のDVカメラではローアングル時などでは腕や手首が疲れやすいが、新機構ではカメラ部とデッキ部、液晶ディスプレイが回転することで、無理のない姿勢でフリーアングル撮影が行える。

　IEEE 1394端子とUSB端子、SDメモリーカードスロットを搭載した。セイコーエプソンの「USB DIRECT-PRINT」と「Print Image Matching II」、さらにExif Printもサポートし、静止画プリントも充実させている。

　アクセサリーキットは同梱される。VL-Z7は73（幅）×86（高さ）×92（奥行き）ミリ、約490グラム（本体のみ、使用時は約580グラム）。VL-Z5が73（幅）×82（高さ）×92（奥行き）ミリ、約465グラム（本体のみ、使用時は約555グラム）。

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