News:ニュース速報 | 2003年1月14日 02:38 PM 更新 |
エニックスとスクウェアは1月14日、4月に予定している合併について、2002年11月に決めていた合併比率を変更する契約書を結ぶと発表した。
合併比率は11月時点ではエニックス1に対しスクウェア0.81。これをエニックス1に対しスクウェア0.85に変更する。変更後の比率は、11月の契約書締結の際に参考にされた野村証券の合併比率案の範囲内だとしている。
両社の合併をめぐっては、スクウェア筆頭株主の宮本雅史氏が合併比率について不満だとし、合併を決議する臨時株主総会で反対票を投じる意志を表明していた(1月10日の記事参照)。
両社は「意見表明を合併に重大な影響を与える事実として厳粛に受け止め、直ちに事実関係を調査すると共に、今後の対応について両社間で真しな意見交換を行った」。その結果は「予定通りの合併が両社と株主に大きな利益をもたらすものと確認」し、合併比率について検討した結果、合併比率を変更することで合意したとしている。
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