【プロローグ】
エンターテインメントを探す旅の始まり
主催:情報処理学会 ゲーム情報学研究会
場所:大阪コスモスクェア国際交流センター
日時:1月13−15日
講演&討論会(第1日) |
「エンターテインメントコンピューティング」に何が求められる?――ec2003基調講演
ec2003の基調講演では、関西学院大学/ニルバーナテクノロジーの中津良平教授が、新しいエンターテインメント像に対する展望を行った
感覚の交差点にあるもの〜「Rez」からの考察
リズムが生み出す高揚感。最も原初的な、しかしそれだけに力強いエンターテインメントの一形態だ。「Rez」の水口氏が、「感覚の交差点にあるもの」と題する講演を行った
研究発表(第2日) |
SmartSkin――人体形状センサーをエンターテインメントに応用する 人体の位置・形状を認識できるデバイス「SmartSkin」。そのゲームなどへの応用がこれから進みそうだ
実写アバターも可能にする手軽な自由視点映像システム
映画「Matrix」などで知られる“自由視点映像”は多数のカメラから撮った画像を元に合成している。このため従来は非常に高価だったが、これをより簡易に作成できるシステムの研究が進められている
◆複合現実感で“体感ゲーム”も
ハッタリをかますコンピュータ
コンピュータがゲームでハッタリをかましたり、心理的な駆け引きをして、人間に勝つことを目指す。これまでゲームでの「強さ」だけを追求してきたコンピュータで、ちょっと人間くさい視点からのアプローチが進められている
Walkmanの次はCosTune〜装着型楽器による「行きずりセッション」
ec2003を沸かせたのが、ウェアラブルな鍵盤楽器「CosTune」だ。行きずりの人々が音楽を奏で始め、それがうねりとなって周囲を巻き込んでいく。そこにエンターテインメントの原点があるのかもしれない
自分を見ながら楽しいスキー?
自分が何かしている姿を、リアルタイムで見ることはあんまりできない。そこで作られたのが、自分のスキー姿を後ろから見るためのシステムだ
コミュニケーションするクマ、まもなく登場?
ロボットクマの縫いぐるみが、口に出せない思いを伝えてくれる――“動きを伝える電話”という新しい考え方のデバイスも紹介された
講演&討論会(第3日) |
オンラインゲームの現在
日本でもようやく普及し始めたオンラインゲーム。その魅力や、メーカーサイドの抱える課題、それでも取り組む理由などについて、コーエーの松原健二氏が講演した
エンターテインメントコンピューティングの技術課題
研究とビジネス。2つのエンターテインメントは時に交差し、時にすれ違った
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