MS vs. Lindows、略式裁判却下で陪審へ「ウィンドウズ」は一般語か、それとも商標保護の対象か――。この問題を審理する陪審裁判は4月7日に初公判の予定
「Lindowsという名称はWindowsに似ていてまぎらわしい」として米Microsoftが新興のソフトメーカーLindows.comを相手に起こしている商標権侵害訴訟で、シアトルの米連邦地裁はこのほど、Lindows側の略式裁判請求を退けた。Lindowsが1月24日明らかにした。これによりこの論争は、4月7日に始まる陪審裁判に委ねられることになった。 この訴訟はMicrosoftが2001年12月に起こしたもの。「Lindows.com」という社名、およびその製品の名称「LindowsOS」が、Microsoftの製品名称に似ていてまぎらわしいとして、名称の使用禁止を求めている(2001年12月の記事参照)。 「Windows」という言葉は商標権で保護されるべきものか、それとも一般コンピューティング用語なのかがこの訴訟の争点だ。担当判事は昨年、「Windowsに商標保護が適用できるのか疑問」という見方を示し(2002年3月の記事参照)、また本審理前の仮処分としてLindowsという名称の使用を中断させるべきというMicrosoft側の請求を退けている(2002年5月の記事参照)。 だが判事は今回、この問題の評価は、関係する一般大衆にとって重要な意味を持つとし、Lindows側の略式裁判請求を退けた。Lindowsは自社のサイトに裁判所が22日発行した命令書のコピーを掲載している。 略式裁判請求の却下を受け、Lindows.comの最高経営責任者であるMichael Robertson氏は、「請求が却下されたのは残念だが、裁判所はMicrosoftの法的主張の大半を否定している」とコメント、陪審裁判に臨む姿勢を示している。 関連記事 関連リンク [ITmedia] Copyright© 2010 ITmedia, Inc. All Rights Reserved. |