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2003年2月5日　08:54 PM 更新

ソニー、記録型DVD＆CD-R/RW用レーザーを1パッケージ化

　ソニーは2月5日、記録型DVD用とCD-R/RW用のレーザーを1パッケージ化した2波長レーザーダイオードを商品化したと発表した。それぞれ1つずつ必要だった素子を集積することで、ドライブの小型化に貢献できるとしている。

　記録型DVD用の650ナノメートル帯レーザーとCD-R/RW用780ナノメートルレーザーを1つのパッケージから出力できる。DVD出力は100ミリワット、CD出力は215ミリワット。部品点数の削減や光学ピックアップの小型化が実現でき、薄型ノートPCへのドライブ搭載も可能になる。

　直径5.6ミリパッケージの「SLD6461VL」を5月からサンプル出荷する。サンプル価格は3000円。9月には同仕様で3ミリ厚パッケージの「SLD6461VLT」のサンプル出荷も始める。サンプル価格は3500円。このほか、CD出力を再生専用に抑えたDVDレコーダ向け素子や、DVD出力を抑えたDVD-ROM＆CD-R/RWコンボドライブモデル向け素子もラインアップに加える。

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