News:ニュース速報 2003年2月6日 04:30 PM 更新

「CONTAX」初のコンパクトデジカメ、ついに登場

京セラは、「CONTAX」ブランド初のコンパクトデジタルカメラ「CONTAX Tvs DIGITAL」を2月20日に発売する

 京セラは2月6日、「CONTAX」ブランド初のコンパクトデジタルカメラ「CONTAX Tvs DIGITAL」を2月20日に発売すると発表した。「シルバー」が12万8000円、「チタンブラック」(4月下旬発売)が13万8000円。


シルバーモデル

 CONTAXブランドとしては一眼レフ「CONTAX N DIGITAL」に続くデジタルカメラ第2弾、コンパクトとしては初めて。独Carl Zeiss財団がデジタルカメラ用に新開発した3倍ズーム「Vario Sonnar T* 7.3-21.9mm F2.8-4.8」を搭載。銀塩カメラ用レンズで絶大な支持を得ているT*(ティースター)コーティングによるクリアな描写が期待できる。


チタンブラックモデル

 CCDは1/1.8型有効500万画素(原色フィルター)を採用。赤色ゴーストを防ぐため、フィルターの最終面に赤外カットコーティングを施した上、赤外カットガラスを採用するハイブリッド方式で赤外線を除去。黒色の再現性を高めたという。

 日中の屋外でも明るく見やすいTFT液晶ディスプレイ「デイファイン液晶モニター」を搭載した。内部に特殊光学フィルムと導光板を配置することで、外光の拡散と吸収を抑えているという。

 デザインは銀塩高級コンパクト「CONTAX T」シリーズの精悍なスタイルを踏襲、チタン素材を採用している。マニアに人気のチタンブラックモデルもラインアップされた。リモコンが付属する。


背面(シルバー)

 主な仕様は以下の通り。

製品名CONTAX Tvs DIGITAL
撮像素子1/1.8型有効500万画素CCD(総画素数525万画素、原色フィルター)
記録画素数静止画:2560×1920/1600×1200/1280×960/640×480ピクセル、動画:320×240/160×120ピクセル
記録方式静止画:JPEG、動画:Motion JPEG
レンズCarl Zeiss Vario Sonnar T*7.3-21.9mm(35mmカメラ換算で約35-105mm相当)F2.8-4.8(6群6枚)
電子ズーム最大4倍
測光方式CCD画面多分割評価測光/中央部重点測光/スポット測光
露出制御プログラムAE/絞り優先AE/LT(長時間露出)
シャッタースピード1−1/2000秒、LT設定(1/2/4/8秒)
ホワイトバランスオート/太陽光/白熱電球/曇天/蛍光灯/プリセット
感度設定オート/マニュアル(ISO 80/100/125/160/200/250/320/400)
ファインダー実像式(視野率約83%、倍率0.35−0.99、視度補正+1〜−3ディオプター)
液晶ディスプレイ1.6型デュアルバックライト方式採用TFTカラー液晶モニター(354×240ピクセル:8.5万画素)
記録メディアSDメモリーカード/マルチメディアカード
電源リチウムイオン充電池(モニターオン時で約260枚撮影可能)
サイズ112(幅)×60(高さ)×33(奥行き)ミリ
重さ約210グラム(本体のみ)
価格シルバー:12万8000円、チタンブラック:13万8000円

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